【あと1年で定年】58歳非正社員。年下の上司とおそまつ弁当の日々

タイトルの文字

私の上司は20代男性。デザイナーである私の仕事をディレクションする立場です。

58歳は年下の上司がいる方も多い年代です。

役員をのぞき、実質会社を動かしているのは30代~50代前半までの人たちでしょう。

うちの上司くん、つい先日まで売り場でケーキを売ってたんだよ
デザインのデの字も知らない人にダメ出しされるなんてホントに腹立たしい!

まーまー!異動なんだからしょうがないだろ!
年上の部下をつかう彼の立場も考えてやれよ

じゃああんたやってみなよ
そんなに人間できてないっつうの!

目次

働きにくいのは誰かのせい?定年間際の自分を検証。

定年をまじかに控えたサラリーマン。まだ現役とはいえ、年齢の壁は確実にあります。

日本のサラリーマンの給与収入は、一般的に最も高くなるのが55~59歳とされています。

いまさら収入に文句を垂れても、同じ会社にいる限り今より上の給与は望めないということです。

「働きにくい」んじゃなくて、あんたが働くのがイヤになったんじゃないの?

イヤじゃないけど、人生の残り時間を考えると通勤時間がもったいないね。
会社ではきっちり給与の分だけ働こうと意識してるよ

60の誕生日が来たら会社でのあんたの価値は今の半分になるわけだ

まだそれを現実的に考えなくていい年齢の人たちが、うらやましいのかもね

1日8時間、誠実に働く。そうすればやがて人を使う立場になり、1日12時間働くことになる。

アメリカの詩人、ロバート・フロスト

うっかり偉くなるような災難に遭わなかったのは、サラリーマン生活で良かったことのひとつです。

でもやっぱりどこかで、自分は正当に評価されなかったと正直、不満に思ってもいます。

数字に弱く、デザインに関することしか出来ないのに、

自尊心だけはいっちょまえです。

そのせいで時々、不機嫌になって自分を損ねる時間があります。

自分にいくらの価値があると思ってたんだか知らないが、それならフリーになって稼ぐ機会はいくらでもあったはずだろ?

ああそーだよ!異業種のなかだからこそ自分の価値があるとわかってたよ
フリーになってしんどい営業をするより楽なリーマンの道を選んだのは自分。今さら文句は言うまいよ。

淡々とおなじ事を続ける「慣れ」は意外と大事

減る分のおかねを稼ぐ、という積極的な発想もいいのですが。

出ていくお金を減らすのもひとつの手です。

すごく短絡的な方法をただいま実行中です。それは

金のないことに慣れるです。

これは私の平均的なランチです。思い立ってからこの一年、ほぼ毎日おなじものを弁当に詰めています。

お見苦しいものをすいません

これは、、、なんのエサだい?ひょっとして食べ物かい?

いかにも。ゆでたジャガイモと炒めたムネ肉。少量の玉ねぎとニンジンさ

女子ってみんなオシャレな映えランチしてると信じてたのに!裏切られた!

それは女子の話だ。わたしはオバアだ。

特別な日にはこれにゆでたキャベツが花を添えます。白いごはんは食べません。

特にこれでおなかがすいた覚えもありません。

毎日おいしくいただいてます。

ゆめゆめ自分が小金持ちだとかカン違いしないように、自分を戒めています。

めざす方向がなんか違う気もしますが、金がなければないように暮らすのは慣れがなければツライものです。

思いがけず入ってきたら喜んでパアッと使う準備はバンタンなんですが。。


衝撃の弁当だったな。。オレのフードの方が高価いや。

あんたのフードには気も金も惜しげもなくつかってますからね。
メリハリあってエッジのきいた金の使い方でしょ?

エッジ効きすぎ!


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。ふじみのでした。ではまたね。

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この記事を書いた人

1963年生まれ。グラフィックデザインの仕事をしています。わるいやつじゃないです。定年前後の働き方・ハゲてるからこそわかったこと・芸術・デザイン・ねこについて主に書いています。

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