美術館に並んだ絵にはほとんど額縁がついていますね。
なぜ絵に額縁をつけるのでしょう。
私はお化粧だとおもっています。
とくに他のひとが描いた絵といっしょに並べられるときには、フレームは必須と言ってもいいでしょう。
ごまかし?水増し?それとも礼儀?
わたしは芸術とはなにかを習ったことはありません。
でも絵を描くのが好きで、見るのも好きです。
展示されている絵をみるとき、決められた距離から手を触れないでみることが多いですね。
作品を守るためにはしかたのないことですが、私は少しつまらなく感じます。
絵を体験するなら
- 絵の具の盛り上がりに触れて
- その匂いをかいで
- 手に持って見たり離れて見たりしたいです
どんなふうに展示されているかは大事だよね
こんなのどうよ
15世紀の宗教画でもないのに金の額縁って、、ビミョーっすね
焼肉だって額縁つければハイ、アート。
フレームって動物のオリみたいなもんで、これさえあればライオンだって家の中で飼える。どんな絵も装飾品にしてしまうんだ。こわいね
人様に自分の描いた稚拙なものを見てもらうのに、せめて正装させて出す
(額装する)のはパブリックスペースに展示するときの最低限の礼儀だと
ある画家さんから言われたことがあるんだ。
たしかにそういう考え方もあるのはわかるよ。
でもなんか、抵抗があるっていうかさ。
実際にフレームをつけないで展示してみると
- となりの絵と干渉しあってしまう(鑑賞者の視界をじゃまする)
- 展示の前後(持ち込み・撤去時)に他の絵や、施設を汚すおそれがある
- みためがしょぼい
天才と言われたオレでも、フレームがないと残念ながら圧倒的にショボい
フォーマルなパーティにTシャツとサンダルで来ちゃったみたいになる
正直、絵がすごければフレームなんてどうでもいいと思っています。
でも他人に見せる、と考えたとき「フレームある・なし」は
もっとその先の展示全体の一部だと思うようになりました。
個展は絵を中心に全体のフレーミングをすること
2008年、自分の絵の個展を開いたことがあります。
オリジナルの作品ならだれでも出展できるオープンなギャラリースペース、原宿デザインフェスタ
ギャラリーの自由な雰囲気もあり、フレームなしで展示をしました。
段ボールに貼ったり、養生プラ段でかこむ程度はやったようですね。
ひとつひとつの絵にフレームをつけない、というスタイルもひとつの考え方です。
ただその場合は「個展に限って」許されるやり方といえます。
理由は先に挙げたように他の絵を守るためです。
妙なところにこだわりはじめると絵を描くのが楽しくなくなります
その点おまえは性格的に絵だけ楽しめる人じゃなかったのかもな
そうかもねえ。。でもそんなふじみのだからこそ
itaru shimamuraエキシビションなんてのも発想してるんだよ
いっ!なにそれ?本人に言った?
いやあ。まあいいじゃないの。
いちファンが推しの単独コンサートを夢見るのはタダでしょうよ
世界中のイタルのファンたちが喜んでくれるには
どうすればいいかなあって考えるだけでゾクゾクだよ
ひゃー思った通り金の額縁が似合わないこと!
いいねえ、、素晴らしい。
ほんとに夢見てるだけなのかな・・
私には夢がある。いつかイタルと大竹伸朗の対談を横でみることだ。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
それではまた。ふじみのでした。
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