5本指シューズで山歩きしてみたら、59歳にうれしい効果があった話

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からだの痛みや不調を「もう年だから・・」とあきらめていませんか?

今日は、肩こり・外反母趾・腰痛に悩んでいた私が、5本指シューズとの出会いをきっかけに、手に入れたうれしい変化をお話しようと思います。

自然の中をマイペースで歩くトレッキング、好きな方も多いでしょう。

私も楽しんでいるひとりです。

難易度の高くない近所(うちは高尾山の近く)の山歩きのときは、5本指シューズを履くことが多いです。

5本の指がそれぞれ自由に動かせます。

カエルみたいな靴
目次

5本指シューズで10年前の体調を取り戻す?老化も不調も足裏から。

現在59歳のハゲガールも、10年前は49歳でした。

当時の私は、ほんの5分ほどじっとしているだけで次の動作に移る時

あいたたたた!

と声が漏れてしまうくらい体がガチガチでした。

細胞のひとつひとつが年を取り始めている、新陳代謝がうまくいっていない感覚です。

運動もまったくせず、毎日2リットルもビールを飲んでいれば当たり前の話なんですが、とにかくしんどかった。

肩こりもひどかったな

自分の形のヨロイに閉じ込められてるみたいだった

たまに山歩きすると、筋肉痛が4日後に来たりして。

もう細胞レベルで健忘症なわけです。

4日も経てば山に行った事すら忘れてますから、なんでこんなに体が痛いんだと。

悪い病気かと騒いで周囲にウザがられていました。

更年期もあったんでしょうね。

そんな時に同じ山歩き仲間からススメられたのが5本指シューズでした。

5本指シューズで起きた変化とは?外反母趾に悩む営業職女子の場合

私より10歳若い営業職の彼女は、日ごろパンプスを履くことが多かったのですが、ひどい外反母趾に悩まされていました。

手術も視野に入れていた彼女ですが、雑誌で紹介されていた5本指シューズ“ビブラムファイブフィンガーズ”を見て、「指がラクそう」という理由で購入したのだそうです。

そしたらほんとに痛みが減り、ラクに歩けるようになったんです。
もう見た目とかかまってる場合じゃないと思って。

同行する社員がいる時には「外反母趾がひどいのでこの靴です。」と断り、移動のときは極力ビブラムを履いて、客先につく直前にパンプスに履き替えていたという彼女。

5本指シューズを履くようになってから1年後ぐらいに、足の写真を見比べたら外反母趾が改善してきてることに気がついたんですよ!

それって5本指シューズだけのおかげってこと?

そうとは言い切れないけど、5本指シューズを履くようになったことしか足に関する変化は思い当たらないんです。

下のように、街歩きにもなじむダークな色は初めて5本指シューズを試してみたいけど「目立ちたくない」方にも使いやすいと思います。

5本指シューズといえばビブラムファイブフィンガーズ(イタリア)

外反母趾に悩んでいたのは私も同様だったので、さっそく同じメーカーの5本指シューズを購入。

私のビブラムは10年目

初めてビブラムを履いたときのおどろき!

はだしで地面に立っている感覚です。

ふだん履いているウオーキングシューズは、厚いゴム製のソールがクッションになって着地の衝撃から足を守っていますよね。

ビブラムのソールは薄く、地面の状態をすべて足裏に感じます。

アスファルトはもちろん、砂・砂利・土などの上に直に立っている感覚があります。

でも足裏をケガしたことはありません。

軽くて薄いのに、滑りにくく、そしてとても丈夫なのです。

ソール(底)はこんなふうになっています。

この奇妙なシューズを作っているビブラム社は、世界最大級の靴底の専門メーカーです。

アウトドアシューズ・登山靴の有名ブランドMERRELL(メレル)や、Danner(ダナー)も、ビブラムのソールを採用しています。「ソールはビブラム」という事実が、そのまま機能性の高さを意味しているからです。

メカニズム はだしのメリット

年代物の私のビブラムと同じカラーはもう売ってないのかな?

カラフルなヨーロピアンカラーも歩いてて楽しくなります。

ビブラム公式➡https://www.barefootinc.jp/vibram-fivefingers

5本指シューズでウオーキングしたら、散歩がエクササイズになった!

ビブラムファイブフィンガーズがアウトドアや山歩きに適しているとは言っても、いきなりこの特殊なシューズで山登りはおススメしません!
まずは近所のお散歩から。はだし感覚に慣れてきたら少しづつ距離をのばしていきましょう。

ビブラム初心者の頃は、2、3キロアスファルトの平地を歩くだけで、翌日ふくらはぎが筋肉痛になりました。

地面のでこぼこも忠実にひろうから、小石を踏んでもけっこう痛かったなあ

これこれ!こんな感じ↓

5本指シューズを履くと、知らず知らずのうちに、カカトではなく足の前部分で着地、足裏全体で歩くようになります。

衝撃を足のアーチやアキレス腱、ふくらはぎで吸収する(使う)ので、慣れないうちは筋肉痛になるんですね。

でも1週間もすれば1時間くらい平気で歩けるようになるよ

高機能な靴に守られて、いつのまにか自分の身体に本来そなわっている機能を忘れちまってたのね

はだしに近い状態で歩くことで、「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎまで刺激することができるんだよ♪

5本指シューズで足指をのびのび自由にして気づいたこと7つ

これから述べる事が、すべて5本指シューズのおかげかは、科学的な根拠があるわけではありません。

たまたま5本指シューズを使い始めたタイミングで、体調がグングン良くなったのかもしれません。

だからこれは、あくまで私個人の感想です。そう思って読んでもらえたらうれしいです。

  • ❶ガチガチの肩こりが消えて、体が解放された
  • ❷体脂肪率が4%ほど減った(体重はかわらず)
  • ➌押したら戻らず、粘土みたいだった足のムクミが半年ほどで解消された!足が細くなったと友達に言われた!
  • ➍夜、深く眠れるようになり、翌朝スッキリ目が覚めるようになった

    だから出勤時間を1時間早めて、終業を1時間くりあげたんだ。
    仕事以外の時間がふえて生活をより楽しめるようになったよ

    • ❺1年ほどで外反母趾が改善した。画像のボコッと飛び出していた親指の付け根の骨が、目立たなくなっています。
      足指がまっすぐになったのがわかりますかね?
    • ❻夕方になると頭痛がひどくバファリンが手放せなかったが、頭痛がなくなった⇚これが一番うれしかった♪

    ➐特筆すべきは、「なんとなくいつも体がダルイ」感じがきれいに消えたこと。年を重ねて体にガタが来てるんだから、いつも何処かしら調子がわるいのが当たり前・・((+_+))とあきらめてたんだけど、そんなの思い込みだった!

    5本指シューズに弱点はないの?デメリットはこの3つ

    いいことばかり書きましたが、うーん、これは困るなと思う点もやっぱり、あります。

    濡れやすいので足が冷える

    上側がメッシュ素材・ウエットスーツみたいな生地なので通気性がいいのですが、雨とか水たまりで濡れると足が冷えます。

    底が薄いので、冬の街歩きは冷たいです!

    川底の石にもすべらないし野外での水遊びにはもってこいなんですけどね。

    快適に使うには基本、運動して体が熱くなってるのが前提ですね。

    5本指くつしたを履いてもいいんですけど、指がキツくなるので私ははだしで履きます。

    その分汚れるけど、ネットに入れて洗濯機で洗ってます。乾くのは比較的早いと思う。

    慣れないとカカトが痛くなる

    とくに固いアスファルトを歩く時は短い距離からはじめましょう。

    ふだんどれだけカカトから地面に付いているのか、歩き終わってから痛みでわかります。

    1週間ほどで慣れてきます。

    履くときにコツがいる

    5本指それぞれをちゃんと靴先までおさめるのに、ちょっと苦労します。

    入ってるようで2本を同じところに入れちゃってたりします。

    いつも玄関先で2、3分かかって履いています。

    さあ5本指シューズで山歩き。どんな山が向いてるかな?

    近所を散歩するのにも慣れてきたら、ちょっと足をのばして土のある場所に行ってみましょう。

    河原や土手、浅い川、親水公園もいいですね、あたたかい日は水に足を浸してみたりして。

    ビブラムファイブフィンガーズには、ベアフット(はだし)ランニング用のシューズとして認知されていましたが、現在ではトレッキング用・トレイルランニング用・屋内トレーニング用などにも幅広いモデルが展開されています。

    山道
    雑なコラージュですいません

    南高尾をぷらぷら歩き。

    適度なデコボコや小石、木の根っこはありますが、アスファルトと違って土の上なのでアタリは柔らかく感じます。

    痛キモチイイ感じです。

    うちの近場では高尾から城山湖にかけての関東ふれあいの道沿いが、5本指トレイルにはちょうどいい感じですが、知らない方には伝わらないので、日本全国どこに住んでる方が見てもわかりやすい動画をお借りしてきました。

    引用:https://www.youtube.com/c/どうでしょう登山部

    普通の登山靴とビブラムファイブフィンガーズのいちばんの違いは、やはり地面の状態がそのまま足裏に伝わることです。

    良い登山靴は、地面がどんな状態でも靴の中の足をいつも同じ状態に保って、疲れを最低限におさえてくれます。

    長時間体力を温存し、安全に山に登ることが最大の目的だからです。

    一方、私にとってビブラムファイブフィンガーズを履いて山を歩くことは、歩くこと自体が目的であり、快感を得るために歩いています。

    ゆっくりゆっくり歩きながら、目ではなく足の裏で地面を読み、踏んだ落ち葉の音を読み、しめった土の匂いを読みます。

    来週も、再来週も、自分の足でこうやって歩けたらいいなと思います。

    記事を読んで、ご興味をもたれたら、あなたもぜひ一度試してみてはどうでしょうか。

    今日よりグッと気持ちよく過ごせる明日に、近づけるかもしれません。

    ヤギたち
    山をおりてきたら、ヤギの兄妹が見てました

    今日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。ふじみのでした。またね。

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    この記事を書いた人

    1963年生まれ。グラフィックデザインの仕事をしています。わるいやつじゃないです。定年前後の働き方・ハゲてるからこそわかったこと・芸術・デザイン・ねこについて主に書いています。

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