この50代独身女性の答えが、予想を裏切るとんでもない爽快さだった

タイトルの文章
目次

坂の上から、ちょっとふり返ってみよう。まずはこの人の人生を。

50代なら人生後半戦。あとはなんでも下り坂だろ?

よくも悪くも、果たして予想どおりになんか行くかねえ?

先日の21の質問に答えてくれた56歳の独身女性がいます。今日は彼女の人生をちょっとのぞき見してみましょう。

彼女の答えをもとに管理人ふじみのが、読み物風に編みなおしています。

お金持ちだけがワイキキに住む、というルールはない

うちよせる波
PexelsによるPixabayからの画像

彼女は2022年現在ハワイ、オアフ島ワイキキ在住。

名前をスヨンとしましょう。
もうすぐ18歳になる息子と、ちょっと不良のウサギが一緒に住んでいます。

息子は来月、母親であるスヨンの母国日本へ移る予定。

息子のように年の離れたBFがいますが、一緒には住んでいません。

最近週に1回公園で日本語教えてます。

  • 本を読む
  • 海にいく
  • 散歩をする
  • 野鳥にエサあげたり
  • 頼まれるとヒーリングやったり
  • BFと一緒に人にインタビューしてビデオ作ったり
  • コーヒーとか味噌作りのワークショップ参加
  • ピクニック
  • キャンプ・・
スヨン

毎日楽しく生きてます

ふじみの

彼女は決してお金持ちではありません。
リゾートホテルで働いていましたが、コロナで仕事がなくなり3年目です

スヨン

コロナでほとんどの人が職を失ったので、失業保険の支給は通常6か月のところ延長があり、去年の9月くらいまで支給されていました。

スヨン

その上家賃の援助というのもいただけてほんとにありがたかった。
最初の年は食料の無料配給なんていうのも何度かありましたね。

20歳で渡米。英語はまったく話せなかった

現在56歳のスヨン。

20歳のとき英語が全く話せないままアメリカ、サンフランシスコに渡ります。

●90歳ちかい一人暮らしのおばあさんの家に、家賃や食費を払わなくていい代わりに家事を手伝いホームステイ。

●そこからサンディエゴに移ります。知り合った友人の誘いに軽々と乗っかり、数か月ヨーロッパ放浪。

スヨン

ドイツで友達のお父さんがホテルやってるらしい、
そこで働いてお金貯めてヨーロッパ回ろうって言うから。

勇躍ドイツ行ったけど結局、仕事なんて嘘っぱちだったんだって!

ふじみの

テキトーな話に乗っかったもんだねえ

スヨン

そのいい加減な友人とは、その何十年後かにハワイのホテルで一緒に働くことになるという、、、

その後は仕事をしてお金を貯めては旅に出ていました。

☑Tourist は帰る場所がある
☑Travelerは帰ってこないかもしれない

そういう意味でTravelerでした。

2度の結婚。2度の出産。

26歳でグリーンカード(永住権)に応募しようと再びアメリカへ渡ります。

「来週映画いこうぜ」
「来週はニューヨークへ行くんだよ」
「いいなあ、オレも行きたいな」というやり取りの後、その友人と共にニューヨークへ。

●この時の「オレも行きたいな君」が itaru shimamura. 日本・スペイン・アメリカの極々一部で熱狂的な人気を集めるアーティストです。私のこのサイトでも彼の作品を紹介すべく準備中です。

その時ニューヨークで出会ったアメリカ人男性と結婚。

28歳で女児を出産しました。

スヨン

原始時代は3年ほどカップルが一緒にいると
4年目くらいには別れると聞いたことがあります。

スヨン

DNAのせいかな、私の結婚・出産も3年周期くらいですね。
今世では今のところ2回しかしていませんが。

ふじみの

DNAのせいかな、ってアナタ。。

娘が3歳のときニューヨークを出てハワイ、マウイ島に移住。

娘が生まれて3年後、離婚の申請をしてニューヨークを離れました。

1年半ほどたった私の誕生日にようやく離婚が成立。

その後インドネシア、バリで商品を作りマウイで売るビジネスを始めました。

2000年にバリ島に移住し、5年間暮らす間に

第二夫人としてバリ人と2度目の結婚・男の子を出産。

スヨン

ニューヨークに続きインドネシアでも、ダンナを現地調達してみました。

ふじみの

遺伝子の乗り物であるDNAが、もはや彼女の電動自転車と化しています

bali image
Luka NguyenによるPixabayからの画像

スヨンさんは第二夫人だったわけですが、インドネシアは一夫多妻が認められている国です。

とはいえ、好きな時に好きな数だけ奥さんをもらえるといわけではありません。

二人目の奥さんをもらう場合には必ず最初の奥さんの承諾書をもらうように法律で定められています。

https://kaigai-info.net/country/indonesia/bali-love-and-marriage/

その後バリで生まれた息子の体調が思わしくなく、急遽日本に戻りました。
病院ではかなり危険な状態と言われ、そのまま入院することに。

幸い1か月ほどで退院しましたが、その後も息子のケアはなかなか挑戦的でした。

その子もいま無事に17歳。

友達とゲームをやりながらゲラゲラ笑ってる姿を見ると「成長したなあ」としみじみ思います。

スヨン

日本に滞在中、娘は中学を卒業。
高校進学に際しまたアメリカに行きたいと希望しました。

娘さんはカリフォルニア、スヨンさんはニューメキシコとかコロラドに興味があったけど、折り合いがついたのがハワイだったんだって。

それが2010年。今年で12年が経ちました。早いもんです。

というわけで後編では、彼女の家族観・ターニングポイントについてもお聞きしたいと思います。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。

ではまた。ふじみのでした。

ふじみののインスタグラムをフォローする
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1963年生まれ。グラフィックデザインの仕事をしています。わるいやつじゃないです。定年前後の働き方・ハゲてるからこそわかったこと・芸術・デザイン・ねこについて主に書いています。

コメント

コメントする

目次
閉じる